海外インテリアを見ていると、家具なんかで真似できる、と思うときもあるけれども、やはり日本では限界だな、と思うのが、石造りの家やレンガの壁の家。日本の木造やRCコンクリ・マンションでは到底無理な質感・年代感・重厚感です。
ここは、ただ、やはり高温多湿・木の国日本なので、仕方ないところですし、われわれ日本人マインドとしても、家は消耗品で20年くらいで建て替えたくなってしまう気質、そしてマンションといえば新築にあこがれる文化ですので、外国都市の、基本、もともとある建物の部屋をどう住むか、といったのがデフォルトの感覚とはまったく違うなあと思います。
そこで、レンガの薄い壁石をはってみたり、壁紙で雰囲気だけだしたりしているわけだけれども、日本の不動産でレアなレンガ物件というのが、電車の高架下。商業用となるケースがメインでしょうが、日本でも有楽町高架下や、秋葉原万世橋も最近きれいになってオープンしました(下の写真,一般社団法人 千代田区観光協会サイトより)。