なんやかやでこのブログも続けているが、今更ですが、基本私、インテリアのセンスもなく、また、インテリア好き、ってわけでも無いのでした、ということは最初に申し上げた通りですが、昔は、海外のインテリアと日本のインテリアの間の差って、建築様式とか建具の違いで、越えられないのかな、と思ってたけれど、これまで1年以上ただ眺めてくると、そういうのじゃない違いっていうのが、あるなーと思う点が、まず一番大きいのが、壁。
日本のインテリアは、雑誌に載ってる見本とか、マンションの展示室とかも、大体(白壁で)壁にほとんど何にもかかってない。ホテルなんかで、ベッドの上に1個かかってたりすることがあったり。そのくらい。特に、スッキリ暮らしたい派なんかだと特に壁もスッキリしてしまってて。
このサイトで紹介する部屋なんかだと、そういう例は逆に見当たらない。選んでる私の好みも入っちゃってるんだろうけど、「何かものたりない、面白みのない部屋」と思うと、壁がのっぺりしてたりすることも多いと思う。
壁のアートも、額縁やアートの種類次第で、シンプルにもモダンにも大人っぽくもエキレクティックにもカラフルにもなる、ってことがだんだんわかってきたような気もする。
この点は、ほんと、日本のインテリアの一番の改善点な気がしますけど。とにかく何個かかけてみる、っていうのもいいんじゃないか?
今日とおりすがったお宅は、アートを沢山壁にかけていながら、大人っぽいスッキリ感がある例なので、紹介しときます。
1件目は、インテリア雑誌Lonnyから。ラルフローレンの広告関連のVice President(直訳だと副社長、だけど、部署ごとにVPがいたりするのがアメリカの会社なので、広告担当常務、位かな)のデビット(Devitt、姓)さんの、マンハッタンのグリニッジビレッジ(なんとなくジャズ関連、ってイメージしかないが)のお宅。
How One Collector Makes Studio Living Work – Home Tours 2014 – Lonny.

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