アビゲイル・レッスン:自分のスタイルのDNAを見つけるには。

アビゲイルも香港旅行から帰ってきて、またブログが再開しています。香港は暑くて、いまいちだったようですが、またインテリア関係でアジアネタが出てくると面白いな、と思います(まだないようだ)。その間、新しいペンキの売れ行きも好調らしいし。

Figuring out your style DNA? | Abigail Ahern.

この昨日の記事では、素敵な写真が出ていたので紹介しますが、記事の内容は、自分のスタイルはこれだ!というのをどうやって見つけるのか、という話。

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アビゲイルのブログ、今年最後の投稿

これからクリスマス準備とその後ヴァケーションということで、今日がアビゲイルの年内投稿最後だそうです。 読者向けメッセージになっているので、間接的にでもアビゲイルのブログの読者とも言える皆さんにも、そのままお送りします(この植物の写真も彼女のチョイス)。出来れば英文で読んでみてほしい。

 Happy Christmas | Abigail Ahern.

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お宅拝見:姉妹の住むスッキリした部屋

今日のは、アパートメントセラピーから、こういう所に出てくる案件の中では比較的、物の少ない、スッキリした白いお部屋です。そういう意味で、日本向けかな、と言う気が。姉妹で住んでいる100平米程度ということで、広めだけど、物が少ない。4年住んでるらしいので、すっきり、が好きな方なのでしょう。この姉妹は、この部屋を古いまま買って、ほとんど自分らでデザイン・設計してリフォームしたらしい(施工は業者)。

Antonia and Cinzia’s Calming Casa in Notting Hill House Tour | Apartment Therapy.

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アビゲイル・レッスン:カラー・トリック

おとといのアビゲイルの記事から。色について。

”色は、上手く使えば気分も持ち上がるけれど、間違えると逃げ出したくなるもの。可能性も無限だけれども、皆好みも違う。でも、上手く色を使うトリックは幾つかある。”

Colour Tricks | Abigail Ahern.

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アビゲイル自宅の部屋デコレーションの進化

昨日の記事で、アパートメントセラピーの部屋改造企画のことをとりあげて、今なんとなく気に入らない部屋を、手直しする、というプロセスをサイトで追跡・サポートする企画です、ということを書きました。

これって、結構チャンスがないことで、今ある部屋をみて「素敵ね~」と思うことはあっても、それが実際どうやってそこに至ったか、というのを見るチャンスは無い。パッとゼロから、素敵なものが出来上がるわけでは多分なくて、試行錯誤とかコツコツ改良とか、そういう積み重ねが実際はあるわけでしょうが、つい結果をみて「こんなの自分には無理」と思ってしまう。

ちょうど、そしたら、一昨日くらい、アビゲイルさんのサイトで、彼女自身の部屋の、デコレーションの変遷の写真を紹介してあって、ああいうプロの方でも、自分の家をさらにより良く、居心地よく、と改善されるのだなーと感心したのでした。

Rooms in progression | Abigail Ahern.

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Abigailさんのレッスン:小Spaceの工夫。

Space matters – guest post by Abigail AhernRated People Blog.

Abigailさんが他サイトに投稿した教育的記事です。

特に小さいスペースを飾る際の考え方をまとめてくれています。途中、白いインテリア嫌いの、アビゲイル節も出てきますが。

「You may not be able to change the physical dimensions of your pad but you absolutely can change the perception of a room’s size.=部屋の実際の寸法は変えられないけれど、部屋のサイズの感じ方は変えられる」とのことです。

まず最初に、オープンな間取りの部屋から。このタイプの部屋は、何とも無味乾燥なものになりがちで、非常に難しい。私のコツの一つは、オープン間取りを、もともとあった壁を戻したすがたを想像してみること。それで、動線を考えたり、エリアの区分けやそれぞれの区分の目的を考える助けになる。

オープン間取りを居心地よくするには、テキスチャー(質感)を取り込むこと。ラグ、掛け布、違う質感の表面など。質感は、パターンなどと違って、いくら沢山取り込んでも、沢山すぎることはない。だから、ベルベットのソファに、ウールのクッション、あるいは絹や革のクッションなど。ラグも、沢山沢山使うのが私の良く使う手だけれども、色味は限る。

あと、家具の配置。ものを一か所に集めすぎると、部屋はアンバランスに見える。あと、家具を壁にくっつけて置いてあると、場所が退屈で堅苦しくなる。部屋が小さかろうと大きかろうと家具を少し内側に持ってくる。斜めにおいたり、背後にごく薄っぺらいコンソール棚をおいたり。

あとAbigailさんの、指導。

(小さいスペースを飾る際、)例の、色を白くするとか、小さい家具を選ぶことで部屋を広く見せる、とかいう良く言われるたわ言を全部忘れてほしい。(訳注:Abigail節警報・・)白っぽい色が部屋を広く見せるとかいう考え違いを聞くと、ほんと血圧が成層圏まで上がってしまう。(中略)

唯一小さい部屋にできるもっとも大事なことは、天井と縁と壁を同じ色に塗ること。まとまりもできるし、それよりも、そうすると、壁が見えなくなって、まるで無限空間にいるような感じとなる。

Space matters - guest post by Abigail AhernRated People Blog

Photo from RatedPeople.com, by Gareth Atkins Hughes

★★★

文章ばかりとなりましたが、写真が一応対応しています。

多少、彼女の暗色好き(白色嫌い)を擁護すると、多分、最後の一文にあるように、暗めの色を塗ると、壁が無いみたいな錯覚(あえていえばブラックホールか宇宙が広がるみたいな)があって、かつ、壁天井、棚、同じ色だと、その効果が増す、っていうのは有る。もともと全部白に、っていう世間の流れのも、似たような発想だったかと思うけれども。暗色だと、下の写真のように、アートとかオブジェが、沈んだ壁に対して、浮き上がって際立つ、っていう効果もある。

Photo from Pinterest, Abigail’s board

この写真は、Abigailさんのインテリア教室の生徒さんの家で、Abigail信者らしく、彼女の影響を多大に受けてる(真似とも言う)感じがありありですけれど。といっても、壁全部を暗くする勇気がなくて、片面からやってみてる、という事例です。片面でも、味があるのが、暗色壁の魅力でしょうか(お前も信者か)。

教育記事でした。

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今日の記事 :Space matters – guest post by Abigail AhernRated People Blog.

オリジナルサイト Original Site:アビゲイル・アハーン のブログ http://abigailahern.wordpress.com/

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