妄想不動産。エキストリーム編。

いつもこのサイトで寄らせてもらっているR不動産。このサイトは、古い家とか変わった物件をみつけてきて、リノベしたり活用提案したりして付加価値をつけて売るのが特徴なサイトです。雑誌なんか見ながら「こんな暮らしをしたい~」といいつつ、どうしていいかわからない一般大衆に向けて、「こういう風にすると、こんな家でもおしゃれになるよ」といった提案を、結構リーズナブルに提示することで、そういうスキルのない人にもイメージしやすくしている。提案のテイストが、ある程度型にはまってるのと、多少こじんまりと小市民風なのは、逆に、想定してるお客の趣味やレベルに合わせてる適切なマーケティングの成果かもしれないので、あんまりいじめても悪いかも。

小市民・・・とかいってたら、このサイトが最近はじめたジャンルが、ちょっとつきぬけてきてる。しばらく前からも、公団社宅紹介サービスを始めて、昭和レトロ好きにアピールしており、なかなか既存不動産業の穴をつくなとおもっていたら、今度は公共物件(?)。その名も、「公共R不動産」。

公共設備の払い下げ物件の紹介サイトです。今のところ、記事の半分以上は、活用事例の紹介記事となっており、そんなのを読むだけでもなかなか面白い。ちなみに上のは、浜松ワインセラー。レストランかとおもったら、貸しワインセラーなんですって。個人も、ここにワインを保管できる。こんなところにワインを保管しておいて、たまに旅行途中で見に行くがてら、友達とワインのみパーティしたりする、なんていうためだけに、借りてみたくなります。

大人のトンネル | 活用中 | 公共R不動産.

ほかにも、小市民・ファミリーの枠を超えたでかい物件が。

個人的にグッときたのが、これ。ProfilerっていうTVドラマで、女捜査官が子供と消防署の2階に住むんだよね・・・。募集中。

心の火は消さずに | 募集中 | 公共R不動産.

これは、伊豆の保養所。活用しないといけないので、企画とセットで購入になりましょうか。お役所に提案とかするのかな。不動産をどう生かして、お金にして回してゆくかという頭の体操(妄想)にはなります。

この手の公共情報で、もうちょっと現実的なところで、かつ妄想にも最適なので、私のお気に入りのサイト:

不動産競売物件情報.

スキルとお金があれば、これで家も買うことができる。私も入札まではしたことがあるけれども、金額設定の仕方(不動産メーカーさんたちと競合することになる)や、落札してからも占有者(借金の方に取り上げられるので、住人が住み続けてたりするのだ)を立ち退かせたりするのに、一定のノウハウは必要。ただ、中古物件好きには妄想ふくらむ、資料が一式ついてくる。各競売物件に、現地調査や占有者たちの取調べ(?)とか、調査員が鍵を外して踏み込んで写真をとったもの、とか、リアル感満載の情報がサイトからダウンロードできる。その物件の価格設定の方法も、のっている。こういうのを読みなれると、不動産の価値の見極め方の勘所がわかってきて、面白い。また、人の家に踏みこんで見るってのもレアな体験ですし、それを、どう手をいれて住もうか、などと妄想するのはなかなか面白い。借金やら占有者やらのついた、わけあり物件なので、価格も安めですので、うまく入手できればお得なケースも。

きれいなショールームの画一的なマンションや新築のモデルルームばかり見てる人も多いですけど、中古物件をうまく選ぶと、もっと本質的にいい物件があるんじゃないか。家がきれいかどうか、というのは、不動産選びの2の次で、やはり資産価値という観点では家はあくまで消耗品。転売時には新築プレミアは目減りするわけですので、その点、転売する際になるべく購入時と価値がかわらないような価格で買うのが正解です。さらに、リフォームして、画一インテリアから脱してみるというおまけもありましょう。

中古物件はともかく、競売物件はちょっとハードル高いですけれども・・・ご利用は自己責任で。妄想はノーリスク。

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