この数カ月、Pinterestのサイトで良い写真をクリッピングしておいたのを、元記事辿って見てます。今日のはIKEAサイトから。
IKEA FAMILY Live Magazine‘My retro-modern mix’.
しかし、IKEA特有の小市民ファミリーじゃなくて、今日のはこんな黒っぽいモードなお兄さん。デザイナー兼パフォーマンス・アーティストのベルンドさんです。オシャレだけどお金はそんなにないのか、IKEAなんかを取り入れながらイイ感じのお部屋になってる。
トップの写真は、IKEA教科書通りの、椅子ミックスのダイニング。この記事には、住人さんからのアドバイス5カ条みたいなのがついているのだけれど、その1個として、「自分が人生で大事と思うことをメインに部屋のデザインをしよう」という項目があって、この方は、毎週末友達を読んでパーティやパフォーマンスをするのが常らしく、ダイニングルームは人が沢山集ったりできるようにしたんだということだ。椅子もIKEAをうまく混ぜてる(アビゲイルがいつか言ってたけど、椅子をMIXするときは、高さをそろえる、とかいってたが、確かにイイね)。本棚もIKEAじゃないか?
以下は、廊下。この建物は1900年代初頭のもので、クラシカルな建具になってる。それを以下のように、額縁なんかで生かしつつ、IKEAなどの今風の家具と合わせてる。絵の掛け方とか、なかなかうまいね。
この額縁にはいってるのは、IKEAの↓これじゃないか?という。
UNG DRILL oval frame £25
居間。窓ぎわのベンチはコンソールと収納に。あと、IEKAのソファ。(皮張りのアンティークなんか入れたらもっとイイけどね・・・)。テーブルなんかも、今後に期待、といったところか。このソファにもヒトひねりが。
足にチェックの切地を(のりで)張った。安いIKEAだから、こんなこともできる。ちょっと遊び心加わった感じ。KARLSTAD 3-seat sofa £460 Isunda grey
ベッドルームは壁をグレーに。面白いのは、ベッドというか布団?を高床式にしてるんだけど、これ、多分DIYか?木の足の上に板載せて、手前の部分で厚みを見せてるけど、これも木でカバーしてるんじゃないかと。それで、壁と同じグレーにぬると、何か部屋の造り付けみたい。それで下部は収納に。
こういう高床ベッド、欧米でみかけるのは初めてかも。日本だと良くあるけど、ここまでシックなのはなかなか。壁と同じ色に塗る、っていうのが勝因か。うまく部屋の構図を生かしてる。
左の鏡の箇所は、アパート造り付けのドレッサーかしら。すごいですね。この方、家具なんかは節約・工夫されているけど、家の家賃は高くないのかな。こんなアンティークな建物、住んでみたいけど、古いから結構苦労もあるのかもしれない。そのドレッサーの中も、工夫して小奇麗にしてるのが偉い。押入れとかクロゼットも、暗い色に塗って見ると、入ってるものが高級そうに見えるということかしら。
今日のは、IKEAなんかを上手く使いつつ、自分らしい住まい方をされている方でした。ちなみに、彼のアドバイスの残りから。
- Just do it! 訳すなら、「いつやる? 今でしょ!」でしょうか。やらないと、いつまでも変われませんよ・・・
- どういう風になりたいか、ムードボード(昨日記事参照)で気になる写真をかたっぱしから集める。
- たまに自分の考えを修正する。なんでも、この方は一時、海辺であつめたガラス片を窓辺に並べてみたりしてたんだそうだけど、あるとき、ハッと「なに自分の母親みたいなことやってんだ、オレ」と思い、やめた、のだそうだ。ハハハ。
こういう、人生もキャリアもこれから、という方が、インテリアも今出来る所で工夫をされているのを見ると、今後どう変わってゆくのかな、と楽しみですね。そういう自分は・・・。ほんと、思ったりしてるだけじゃなくて「今すぐやれ」ですけれどもね。
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今日の記事:IKEA FAMILY Live Magazine‘My retro-modern mix’.