先日の記事に書いたように、今、アビゲイルの家の(何度も記事にしているので、もう私などは大体部屋の間取りが頭にはいっているが)、その2階のスタジオ(オフィスとその隣のソファや打ち合わせや客の接待の部屋)を、今、アビゲイルのインテリア・スクール(と、最近リテール(商売)のクラスも始めたらしい)をやる部屋としても使えるように、改装しているということだった。それも、家具や壁などは、もう出来上がったらしい。
その部屋の壁の色を黒くぬったんだそうだ。ということで、彼女の、ダーク伝道師の心に火がついて、久しぶりにダーク讃歌となりました。
Don’t be afraid of the dark – Abigail Ahern.
北向きの部屋で、自然光が少ない場合、まっ白い色に部屋を塗ることが正解か?というと、実は、自然光が少ないという難点を克服しようとせずに、それを生かすことが効果的なのです。インクのような濃い色に塗ることで、スペースがすごく落ち付いて洗練したグラマラスなスペースに感じられることでしょう。
濃いインクのような色味にすると、部屋ががぜん面白みを増す。部屋が装飾性大だろうがシンプルな骨格だろうが、部屋が小さかろうが大きかろうが、期待感が増す(久しぶりに訳注;up the antyって表現は辞書には出てこないんだけど、多分anticipationをUPするってことだと思うのだが・・・。直訳してみました。「何かしら?」っていう興味をひくっていうことなのでしょう)。
ということで、何枚か、アビゲイルとっておきの写真集から、暗色の部屋のインテリアの工夫を紹介。
◆ 金属を足す (注:写真は、一番上のもの)
光り輝く表面を持つ金属は、暗い色味を背景にすると引き立つ。特に金色。私(=アビゲイル)も、黒壁に金のスコーン、金の置物や花瓶をテーブルや棚においてる。魔法の組み合わせね!!!
◆ ポップな色を足す
アクセント色は色んなやり方があるけれど、かつてはポップな色をかなり沢山足していた(訳注:昔のアビゲイルの部屋はそうでしたね)。最近は、かなり控えめにしている。今のスタジオだと、挿し色は緑。サボテンと緑の椅子位。明るい色を少し足すと、スペースのグレードが上がる。
◆ 変わったアイディアにトライ
壁に布地を使ってみるというのは?私はKit Kemp の真似をしてやってみたのだけれど、初めて、布地の壁は暗色と組み合わせるとすごい素敵だということがわかったのです!(訳注:下の写真が例。ファブリックの張られた壁。これがKit Kempの例なのかしら。しかし、ダークという程でもないですね。ダークな例は、最後にAbigailのスタジオ改装後写真を載せますので、そちらで参照ください)
そして、アビゲイルの新装・スタジオ。
グラナイトの天板の新しいテーブルを、教室用に入れた。これのツヤ感で、大分部屋のイメージがゴージャスになったので、結構これまでおいてあった、素朴・荒削り系の置物やラグも変えたりして、デコレーションし直したみたい。この写真は、北向きの部屋が、暗色で、逆に良い雰囲気になる例ともいえて、窓が引き立つような良い感じ。でもこの写真はInstagramの自分でとった写真なので、光とかはちょっと素人写真。下のも、その反対側の壁にあたらしく設置した棚。これが、ニセPony Skin(馬の皮?)の棚のようだ。ちょっとよくわからないのだけど。
雰囲気は、確かにゴージャスになったですね。今までより、用途がハッキリした部屋になったという気がする。まだ、デコレーション途中の写真でした。
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今日の記事 :Don’t be afraid of the dark – Abigail Ahern.
オリジナルサイト Original Site:アビゲイル・アハーン のブログ http://www.abigailahern.org/