今日はアビゲイルの記事が更新されていたので読んでみたら、映画監督のゲイビー・デラールさん(WIKI英語のページ)のお宅を褒め称えていて、めずらしく沢山写真を引用されていました。さすがに、アビゲイルが褒めるだけあって、ええわ―というお宅ですので、その元記事から紹介します。
アビゲイルの記事は:An inspirational home | Abigail Ahern. (インスピレーショナルな家、というそのまんまのタイトル。)
引用元:A Free-Spirited Film Director, at Home in London: Remodelista.
この写真は、アビゲイルがトップに引用していた写真。
ロンドンの4階建てのビルで、60年程放置されていたものだとか(そんなのがヨーロッパ系は多いですね。日本だと、スクラップビルドの回転は20年位?もっと速いですけど)。
上の、フローリングは、古びてますが、古材を自分で調達して、敷いたそうだ。そのでこぼこの感じが気に入っているとか。壁のピンクは、元々の色だそう。あと、上の古いペンキの部分も、元のを生かしているそう。それに効かせ色で黄色を持ってくる・・・っていうところが、上級感ありますね。
アビゲイルのサイトで簡単に紹介してる言葉は、「ゲイビーの家はエクレクティックでユニークで、色とテキスチャーと大胆さにあふれている。”作った”感や、デザイン過剰な所はなく、素晴らしくさりげない(effortless)」とあります。EFFORTLESS(力が入ってない)ってありますけど、元サイトの本人のコメントを読むと、細部の物のチョイスは結構こだわって、金物屋に発注したりアンティークの変わった部材を使ったり、とものすごいこだわり。それを表に見せない、という所が、アビゲイルの称賛する、さりげなさ、なのでしょう。
上のダイニング兼作業場みたいなところの俯瞰図が、下。吹き抜けは贅沢としても、色など参考になるというかインスパイアされます。舐めるように見てしまう・・・
この一角を、より細かく見た写真が。
左の棚の黒いメタルの枠は、上の木のトレーにあわせて鉄屋さんに自分で注文したらしい。背景は黒板塗料。クロが効いてる。見せるキッチンで、ここまで生活臭ないって、どう。
この卵の絵が描いてあるのは、アンティーク屋さんでみつけたもの。左の赤いキャビネットは、メタリックに見えるけど、恐らく塗料で出している効果かもしれない。飛行機の塗料の感じを出したくて、前出の金物屋さんに依頼したらしい。金物屋さんは、John Asperyという人だけど、有名なのかな。よく、ビフォーアフターで、匠(=番組の建築家の呼称)が町の金物屋に特注品を作ってもらったりするような感じで、出来るものなのでしょうか。
パントリー(食品庫)との境の壁を、ワインラックに改造。間から見えるのは、コレクションの食器類(アフリカの作家Hylton Nel作。日常に使ってるらしい)。あんまりワインが乗ってないですけど、元々の発想は、空の緑のボトルを一面並べて、緑の光の効果を出そう、という事だったらしい(素晴らしいですね~見てみたい)。
他の部屋も、ことごとく見ごたえありますが、特に工夫しているのは、以下のような箇所。
左:下の踊り場の壁は、ローラーシャッターを利用しているんだそうだ。手前の本棚の裏が、右のシャワーコーナー(見えそうな所がユーモアというか)。本棚の棚は、古いパン切りまな板だとか(?)。
残りの写真は、サイトでご覧下さい。
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今日の記事 :An inspirational home | Abigail Ahern.
引用元:A Free-Spirited Film Director, at Home in London: Remodelista.
オリジナルサイト Original Site:アビゲイル・アハーン のブログ http://abigailahern.wordpress.com/
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