アビゲイル・レッスン:マントルピース・コンソールテーブルの飾り方。

今日も、前回に引き続き、アビゲイルのお店のジャーナル(オンライン雑誌)からの記事。

The Journal The January Issue – Joomag. (ビューワーにつながる)

マントルピースっていうのは、日本にはない、暖炉の上のスペース。日本なら、何か花でも飾るとか、置物の良いものなんか飾る場合、「玄関に飾ります」って感じになりましょうが、これにあたるのが、マントルピースではないか?と思っています。「大草原の小さな家」シリーズでも、新しい家にうつって最初に、マントルピースにお母さんの大事にしてる陶器の人形を飾ると、やっと家が家らしくなるのだ・・・なんてお話がありました。

大きな森の小さな家 ―インガルス一家の物語〈1〉 (福音館文庫 物語)

これらの棚の上を飾るコツ、アビゲイルはこれまでも小出しにしていますが、今回ジャーナルでまとめて、ワザを教えてくれています。以下、引用。

「一番大きいコツは、どんなものを置くにしても、いつでもそこにあったように置くこと。キッチリしすぎたり、如何にも「すごく考えて配置しました」っていう風にしないこと。

①キャップ(隙間)は無くして。

ギャップがあると、「退屈」に見える。かわりに、高さに変化をつけて、3次元的にオーバーラップさせて、レイヤーをつける。

②アートを立てかけて置く。

立てかけると、より無造作な雰囲気が作れる。

③垂直方向に高く。

背の高いもの、たとえば額縁やミラーや花なんかを飾ると、インパクト大。

④鏡はGOOD.

大きなサイズをもってくると、より豪華に、エッジの効いてカッコいい部屋に見える。

⑤エクレクティック(混ぜこぜ)に。

飾るもののチョイスが、多様であれば、それだけスペースはカッコよく見える。何を混ぜてもいいのだけれど、カラー・パレット(使う色)だけは、バラバラに見えないようにコントロールして。

⑥シンメトリー(左右対称)は、ヒネリを入れて。

左右対称は、やりすぎると教科書通りな感じで、「退屈」で「堅苦しく」見えるのでやめて、高さを変えたりして物をミックスする。そうすると、生き生きしたリズムが出てくる。

⑦ものを小さくしすぎないで。

マントルピースの上などは、小さい小物で埋め尽くされがちだけど、小さいものを飾るなら、小物は一か所にまとめて、見た目のインパクトを増やす事。結局、①に戻って、ギャップをつくらないということ。」

引用は終わり。今回はサンプル写真が1枚しかないが、それっぽいのを追加で以下に貼っておく。

これもジャーナルから。タイトルが「大きい物を買おう」ってことで、鏡とかランプのオーバーサイズで、インパクトを出そうという例です。基本、彼女のやりかたは、鏡とか絵の前に、隠れてしまうようにものを手前に置くので、絵は、上の方から顔を出してるだけ、ということも。

このウサギランプも、彼女のお店の商品。この写真のタイトルは、楽しんで、新しい事もどんどん試そう、というタイトル。

高さの変化、前後の奥行きの厚み、など、彼女の教えの例となりましょうか。

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今日の記事 :The Journal The January Issue – Joomag. (ビューワーにつながる)

オリジナルサイト Original Site:アビゲイル・アハーン のブログ http://abigailahern.wordpress.com/

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アビゲイル・レッスン:マントルピース・コンソールテーブルの飾り方。」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: アビゲイルの教育記事:ちょっと専門領域で壁造作(モールディング)の勉強 | 海外インテリアブログ紹介

  2. ピンバック: アビゲイルブログ 過去記事から。Beatrice Rossetti and Piero Gemelli宅。 | 海外インテリアブログ紹介

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