この夏は金曜ロードショーでハリーポッターを毎週やっています。
(下の写真は、あとの話題用。Photo from Style Surgery – Clayton Residence | Abigail Ahern.)
ハリーポッターといえば、イギリスの物語です。まだ本のシリーズが出版されていたとき、日本語訳は英語原書出版から一年遅れて出ていました。その間、話の続きを知りたくて、原書で読んでおりました(プラス、親戚の子供らに、「ダンブルドアはその後・・・おっと、これはネタばれで言えないな~」とか言って遊んで楽しむ目的もありましたが)。イギリス英語は、いわゆる流通している米語と違う、といいますが、たしかにハリーシリーズでも、聞きなれない単語が出てきて、辞書を引くということがあった。
たとえば、ロンの口癖で、「Blimey!」。あまり聞かないと思うのだが、これは「おったまげた!」という表現。
アビゲイルも、ロンドン在住のイギリス人みたいで、ブログに、変な聞いたこともない言葉が出てくる。もともと、ブロークンな文体で書いてあるというのもあるのですが・・・
頻出は、Bonkers。これは、普通の英語だとクレイジーっていう意味らしい。色がありすぎるとBonkersよ!みたいに頻出。
今日もfor yonks っていうフレーズがあって、これもイギリスでfor a long time(長い間)っていう意味らしい。
少し前の記事でも、「a place where we serve drinks to the Joneses(Jonesesに飲み物を出す場所)」っていうのが出てきて、Jonesesってなんだ?と一瞬ビビりました(なんとなく、Jonesって麻薬がらみの俗語なんで)。でも、ただの隣人、っていうイギリス英語らしい。
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インテリアの話に戻って、先日アビゲイルの収納関係の記事で、壁面の戸棚収納はダメ、っていうことだったと思ったのですが、新しい記事の写真で、壁面収納系を勧めているのがあったのが、冒頭の写真です。壁面が本棚などのオープン収納はいいのでした、ということで、訂正しておきます。
さて、彼女のお店の新商品が、以下のニセ動物の頭、です。昔からなのか、最近の流行なのか、この手の角系の動物の頭を壁に飾るのが、最近のトレンドです。日本人的には、あまりなじみのない装飾品ですが(参考:以前の記事)。
この手の動物の頭の装飾がある部屋の写真を出したり、上のような商品の記事だと、必ず、彼女のブログやFBでもコメント欄に、動物愛護の人がクレームを付けてきます。動物愛護の人だけじゃなくて、いまやベジタリアンが普通化してきてる欧米では、基本、動物を殺したものは、ダメ、というのが一般的になりつつある。いろんな考え方があって、生首系はダメだけど、フェイクならOK、とかフェイクも首だけは(その象徴する背景の考え方から)ダメ、という人、動物の全体のフェイクならOK、とか色々です。アビゲイル自身の考えはともかく、商売としては偽物だけ取り扱っているようです。
Fancy being on my style panel for issue 2 of the journal? | Abigail Ahern.
私個人的には、肉も食べ、蚊も殺す。だいたい、人間生きてるだけで、アリを踏みつぶしたり土のちっちゃい微生物、さらには腸内細菌をガンガン殺してるわけですので、哺乳類だけの(それもよくあるのは、可愛い動物だけの)動物愛護活動には全くロジック性を感じない。子供の病気を治すのに必要な薬は、動物に十分安全か試してからしか使いたくはない。
日本人は、欧米のような極端なベジタリアンは少なくて、皆動物や魚を食べておる人がメインと思うので、「とにかく殺しちゃだめ!」っていうのは無いとは思うのだけど、生首を飾ってカッコいいと思うかどうか、っていうと、そういう風習がないので、ちょっと慣れない所はある。ハリーポッター見てたら、彼ら欧米人は、動物だけじゃなくて人間の生首(もとい、干し首)までマスコットにしてるんだから、まあそこまでゆけば。
魔法バスの干し首(http://harrypotter.wikia.com/wiki/Shrunken_Head)
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今日の記事 :Style Surgery – Clayton Residence | Abigail Ahern
Fancy being on my style panel for issue 2 of the journal? | Abigail Ahern.
オリジナルサイト Original Site:アビゲイル・アハーン のブログ http://abigailahern.wordpress.com/