via Eclectic Decorating 101 | Abigail Ahern.
このタイトルの「101」っていうのは、大学の講義につく番号で、英文学101といったら、英文学の講義の入門クラスっていう意味になります。だから、○○101、って英語でいったら、入門講義、みたいな意味になります。
エクレクティック(意味は、折衷の、違うものをあつめた、と言うような意味)なインテリアについては、過去のアビゲイルさんの本の内容からの抜粋をいたしました。違うスタイルや時代や、質感、色などを混ぜて、結果ゴチャゴチャとかクレイジーにならずに、何故かまとまる、ということをやらないといけない。各種スタイルの中で、一番上級編で難しいものだそうだ。
アビゲイルさんからこつです。
色。よく自分が言うのは、色を抑え気味に。物が全部違う色で注目されるようにはせず、冒険した色は少しにして、あとはニュートラルカラーにする。ニュートラルは、エレクティック・デコレーションで全体の調和や、統一感などをつくる大きな役割をして、一部の冒険色を際立たせる。
秩序のあるマッチング。 スペースに調和感をもたらすために、部屋の物の間に、何か共通のベースをもたせてスペースをまとめないといけない。色数は抑えるのだけれども、サイズの調和も行う。いつもは「スケールで冒険しよう!」と言っていますが、少し抑えないといけない。例えば、ダイニングで、6個の椅子を全部違う色と高さでもってきたら、やりすぎでしょう。椅子は、大体同じ大きさと似たようなシルエットを選ぶ。ということです。
パラレル(平行)を作る。 粗いものとつやつやしたものを並べる。伝統的なものとモダンなもの、明るいものと暗いものを並べる。スペースが安定して、同時に対立(衝突・不和)も作る。対立はインテリアでは、より面白みを加えるので、良いことです。
繰り返す。同じ色や仕上げや大きさを繰り返したものを何個かもってくる。それで、スペースがクレイジーになるのを抑える。自分の例だと、うちの暖炉の上には丸い鏡があって、下に丸いテーブルがある。または、青いアームチェア2個と、同色のランプがある。スタイルは違えど、やや変わった色を繰り返すことで統一感が。
バランス。物全部を、主役にはできない。それをやってしまったら、物置きみたいになって、クレイジーになってしまう。そこで、主役の中の主役を(2個以上)選んで、それ以外のものは、脇役に、と考える。
黒い羊(変わり種)。1,2個、スペースの他のものと、まったく関係のない合いそうもないようなものがあっても、とにかく入れてしまおう。全部のものが調和する必要はない。そういう変わり種で、思いがけない驚きを作る。
長いリストとなったけれども、上手くゆけば一番印象的なインテリアとなります。既存のルールやお約束を破って組み替えないといけないスタイルです。
引用終わり。最初の写真が、彼女の記事で引用された写真。あと、文中でてきたアビゲイルの家の例を、写真のっけておきます。上が丸・丸の繰り返し。
下が、ちょっと変わった青の繰り返し。この2コーナーは隣り合っている。
シャンデリア、この部屋にもありました。
最初の素晴らしく素敵なお家(本棚最高!)は、アビゲイルさんの新刊で使われている写真のようで、Seeds House Stationeryという紙製品のお店の方のお宅のようです(本棚の後ろが、工房になっているようだ)。またどこかで他の写真も見つけて紹介したいです。
Decorating with Style [ハードカバー]
Abigail Ahern (著)
Photography Graham Atkins Hughes, from abigailahern.wordpress.com/, some from Abigail’s Pinterest.
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オリジナルサイト Original Site:アビゲイル・アハーン のブログ http://abigailahern.wordpress.com/