Abigailさん流の、ものを多くレイヤーさせるスタイル、慣れるまでには、「私はもっとシンプルが」「もっと白い方が」など、好みに合わないケースもありましょうが、一度なれると、普通のインテリアは「ものが少ないんじゃね?」と思うようになる位洗脳されます。
好みはともあれ、彼女はプロのインテリアデザイナー。その技を伝授してくれるのは、貴重なことです。今回、彼女のサイトではない以下のサイトで、Abigailさん直伝のデコレーションの具体例を教えてくれています。彼女のお店で、お店の商品をつかって、やってみてくれた例のようです。
へーこんなにたくさんものを置くの?っていう驚きもありますけど、こうやって考えて構成してるんだーという勉強になりました。
Vignettes and Displays at Home
via goop mag #4 | Abigail Ahern, Elena Brower and more | goop.com.
Thank you, Abigail and the Goop.com site! This is so educational!!
Vignetteっていうのは、前回の記事では「小舞台」と訳しました。芝居の中の小場面の事を言うようです。部屋全体を芝居全体とすると、その部分部分をグループでとらえ、そのグループの中で完結させて組み立てる、ということです。
今回は壁の例。マントルピースになりそうですけれど、それ以外でも応用可能。
____Quote (引用開始)____
Photos and original texts from goop mag #4 | Abigail Ahern, Elena Brower and more | goop.com. (following is the digest of the article)
中心となるもの(この場合、ターコイズの絵)を真ん中に置く。棚(Abigailさんの棚はIKEAのものが多いらしいです!)だけを用意すればよい。色のパレットを3色に限る。この場合、ターコイズブルー(写真中turquoise blue)、明るい赤(bright red)、オーク色(orche)。その色味にはまるものをもってくる。
1.赤いランプは背後の赤と呼応。緑は深みを足す。
2.絵や写真を、違う大きさや形で背後に追加。
3.青い絵を挿入。これは上の絵の青を繰り返す。
要は、いろいろな大きさと形を使って、視線をジクザグに上下させ、メインのものに視線を固定させないということ。
ここから、レイヤーリング(重ねる作業)が開始。後ろのものを前でさえぎってしまうのをおそれずに(青いぶどうの花瓶と犬のランプ)。これにより、視線が上下するのみならず、後ろと前も動く。
全面に、「中和剤」をいくつか持ってくる。庭からの植物をカップにさして。
結果がこれ。
___(引用終了 unquote)__
なるほどね~
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今日の記事 :
Vignettes and Displays at Home
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