Abigailさんのインテリアレッスン:エクステリア

Talking gardening | Abigail Ahern.

エクステリア…日本では、ベランダとか庭をちょっとウッドデッキにしてテトリス、、、じゃなくて、テロリス、でもなくて、何でしたっけ、ラティスか、そんなのをつけて。あとイスとテーブルを、それも、選べるデザインといったら数えるほどの中、置いて、隣の目を気にしながら(あるいは気にもせず)お茶を飲んでみたり、といったような小市民的画一的風景となるのが一般的ですが、たまには海外のガーデニングも見て、視野を広げたいものです。

今日のPOSTには、ガーデニングのお話が出ています。

Abigailさんは、イギリスの長屋式アパートに住んでおられます。長屋、ときいて、江戸時代の長屋を思い起こす人もいるかもしれないけれど(そんな人は、旧世代の桜吹雪の金さんを見てた人しかいないかもしれないけれど)、日本でいえば都会型テラスハウス(戸建風つながった家)、っていうところでしょうか。道に面したアパートを、階段で上った一区画が自分の家で、大体2階建てくらいになってて。道路と反対側は、個人専用庭になっている、といった具合です。スペースは、そんなに広いわけじゃないけれど(日本よりはそれは大きいですが)。両隣は別の家だし、お向かいは別の家があるわけです。お庭は以下のような感じみたい。

Image credit: Homes I Love: A New Look at Abigail Ahern’s London Home | FROM THE RIGHT BANK.

数日前にPOSTしたAbigailさんの居心地の良い居間のある部屋と同じ場所ですが、家具は、まだ十分つくりこまれてないみたいで、ガランとしていますので、今とインテリは違いますね。

これは、地下一階のようで、もしかしたら、日本でも最近、テラスハウス系の物件で、地下一階にドライスペース、と称して、掘り下げたベランダを設けたりしますが、そういう構造になっているのかな。だから、上から植物が垂れ下がっているのかもしれないです。一時、お向かいからの視線をさえぎる大きな木を切らないといけないので、新しく植えるとかなんとか、ブログで大騒ぎしているときがありました。そういう努力もあり、人目を気にしない部屋の延長の庭が出来ているんですね。

庭も、室内と同じ考えを彼女はお持ちで、大きく一つで考えず、レイヤー(コーナーの集まり)で考えることにより、視点が多くなり飽きない場所になるよ、ということです。室外家具というと、とかくガーデニングテーブルのセットを買って、と思うけれど、Abigaiさんの場合は、フリーマーケットの古いテーブルや、リンゴ箱をひっくりかえしたもの、そして椅子,モダンなものやカントリー調の古びたものなどを組み合わせて、色々なコーナーをつくっています。ちょっと朝食を食べる朝のコーナ、竹の下の仕事をする椅子コーナー。IKEA椅子(500円位じゃないですか、これ)とリンゴ箱でのお気に入りのライラック下のコーヒースポット(下の写真)、あと(これは海外ならではですが)古いレンガで手製の暖炉スペースも作ったと。

とくにこのコーナー。椅子と箱、だけど、背後の緑と花がすばらしいですね。

ひろい庭の無い人は、窓の外のボックスもCOOLだということです。

よく、屋外に、ろうそくやらテーブルやらをしつらえて、ソファーとかクッションをおいて、素敵な写真が出ていたりしますが、そういうのって、なんか、それを雨の前にひっこめたりする女中がいないと出来ないんじゃないかと思ってしまいます。以下なんか、まだ質素な方だけど。それでも。

 

e4f8ff8120b8a04f2e2908fa578dff09

from Outdoor Living: Creative Outdoor Spaces – Martha Stewart.

あ、Martha Stewart(マーサ・スチュワート)っていうのは、インテリアカリスマ、で、脱税かなにかで服役したとかしないとか、結構一時はアメリカでお茶の間の話題になったお方。インテリアについては、なんというか、オフィス家具系など新しいテイストを取り入れながら、良きアメリカと高級ハイソインテリアなんかをうまく合わせて、誰がみても、「素敵!」みたいなインテリアを提案していて、絶大な支持がある、ライフスタイル総合インテリア・カリスマ・グル みたいなおばさん。私も本をもっているのですが、カジュアル味もいれつつ素敵なインテリアではあります。緑系が好きのようで。ただ、自分がやろうとすると、全部フルセットで取り入れないといけないような、セットで成り立つインテリアかな、という気がしました。Abigailさんとは、あまり相容れないかと思ってたら、どこかでAbigailさんは、参考にしてる、影響をうけた、って言ってたな。

上の写真なんかも、あーこんなところで食事してみたい、と確かに思うが。でも、実際、どうかしら。こんな黄色のインテリアを年中やるのか?クッション置いて、同色のテーブルクロスをかけて?やっぱり、メイド、執事がいて、「今日は黄色、いや、やっぱり水色で、テラスでランチの準備お願いね」というようなことなら、なんとか脳内に描ける。逆に、AbigailさんのIKEAのコーヒーコーナーは、毎日立ち寄りたくなります。雨があがった後直ぐでもOKですね。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中