これまでに出てきたブログは、Abigailさんのブログはインテリアのプロ、セルビーのはかなりハイクラスクリエーターで、我々庶民の平凡な家からスタートするには、少し距離がありすぎて参考にならない部分もありました。「家丸ごと交換しないとだめ?」というような気になってしまいます。
その点、今日とりあげるのは、デザインスポンジ(http://www.designsponge.com/)という、どなたがやってるか分からないけれど、個人のインテリアや小物を中心としたブログの中の、「Sneak Peek、お宅拝見」コーナー。
Behind the Scenes: Amy’s Home | Design*Sponge.
Photograph by Maxwell Tielman, from Designsponge
ここでは、アメリカのもうちょっと普通寄りの家のお宅拝見をしていて、写真が充実している。そんなに、すごい!というようなインテリアはあまりないですが、居心地が良い家で自分なりの工夫をして愛着のある部屋、家にしている様子がわかるものが多く、そんな工夫は、「あ、私もやってみようかな」というようなものも多くて参考になります。実際に人が住んでいて、それも、自分とそんなに違わないような世代や世帯だったり。といっても、アメリカだから家は広いけど、貧乏人ではないが、すくなくとも大金持ちではないようなお部屋で、工夫してインテリアをしている感じ。
ここに出てくる家は、趣味的にも、白ベースの明るいインテリアで、Abigailさんの暗色とは対照的。悪く言えば、やや平凡な感があるものも多いけれど、部屋や部分部分に、いいな、と思うものがあったりして、参考になる。
しかし、やはりうらやましいのは、フリーマーケットやEbayなんかの中古ビンテージ家具で探した家具なんかが多い(日本じゃ、ないよねー。和の火鉢、とか以外は)ことと、あとは親からもらった、という代々引き継がれた家具を大事に使ってることとか。あと、夫婦で記念日に家具を買い足す、とか夫から奥さんへのプレゼントに家具、とか。そういうのも多いみたいです。その椅子に座るたびに夫の愛を感じる…というようなのも、いいことかもしれないですね~。
上の写真は、このサイトのライターさんみたいですがAmyさんのお宅。Abigailさんに洗脳されてると、「もうちょっと色々やってもいいんじゃ」とか思いますが、我々日本人には、白壁で、このくらいの日当たり感が一番素敵と思うかもしれないですね。でも多分、他の部屋など見ていても(サイトに写真がもっとあります)、この人もAbigailさん的な部分を多少取り入れてる感じがしてしまいます。この居間のテーブルとソファも、Abigailさんの最初の本の表紙と同じ配色だし。まあ我々には、このくらいの取り込み方が、ほっとするというかわかりやすいですね。
Girl\’s Guide to Decorating Abigail Ahern (著)
サイト以外に、以下にも部屋の写真があるようです。
A Singular Vision – Slide Show – NYTimes.com.
このサイトも、これから良い部屋が出たら都度紹介します。
今日のサイト:Designsponge, Sneak Peek.